塗装の仕事をやっていても様々な仕事があります。
塗ってるだけじゃない(^_−)−☆
その中で見積もりの仕事が結構難しい!
実際に作業に入ってみると、思ったより手間がかかるとか、しょっちゅう有ります(≧∀≦)
まず、問い合わせがあったら、現地に向かい、壁の面積を図ります。
図面がある場合はその図面で測っていきます。
(図面があるとすごく助かります)
だいたい、1センチが1メートルなので、定規で測っていきます。
屋根も壁も同じように図ります。
壁の平米数が出たら、窓の分だけ除いて計算します。
同時に、足場屋さんに連絡して見積もりを出してもらいます。
足場屋さんは、1メートル程外側で測るのと、窓などは除かないので、平米数は多くなります。
壁以外には、軒天井や、ベランダの内壁もしっかり測って大きさを出します。意外と広いので、図り忘れると塗料が足りなくなる可能性もあります。
たまに建坪で、値段が載っていますが、壁の面積は家の形や、窓の大きさです大きく変わってくるので、しっかり測って大きさを出すのが大事です。
大きさが出たら1平米の単価をかけていきます。
そうする事で、一軒の塗り替え価格が決まります。
もう一つ!面積で価格を出してから
必要な人数と、だいたい何日で出来るかを考え、その価格で仕事が出来るのか確認します。
まず、一戸建ての塗り替えには、2人で約2週間かかります。
足場を建てた後、高圧洗浄機をし、コーキングを打ち変えし、鉄分の錆止めをした後、養生をします。ここの後やっと下塗りが出来ます。その後上塗りを2回、養生を除去した後、手直しをします。これで約2週間!
職人1人で1日約2万円、塗料代金、その他の道具、材料代を計算して、予算内で出来るか計算します。
この予算の中で、多くをしめるのが職人の人件費、これを安くすると大幅に、塗り替え金額は下げる事は出来ますが、職人のやる気と、信頼が下がってしまうので、難しいところです。
見積もりの難しい所は、お客さんに出来るだけ安く提供したい!そして、職人さんにも気持ちよくやりがいを持って、丁寧に塗り替えをしてもらいたい!この両方を考えて金額を決めて行くのですが、本当に難しく、毎回悩む所です。
次回は塗料の事を少し書いていこうと思います。