お役立ちコラム
ー住まいの劣化について 外壁塗装の目安になる情報を紹介!ー
2023/12/15住まいの劣化について、今回は外壁塗装をするタイミングになる情報をお伝えします。
劣化の原因
主に「紫外線」「熱」「雨」によって劣化します。
また、塗膜は下地や周辺環境の影響を受けて劣化することもあります。
劣化の進行について
外壁塗装により塗膜が形成されてから10年〜20年という経年を超えると、さまざまな劣化の兆候が塗膜に表れてきます。
段階的にですが、劣化が進行していきます。例えば、以下のようなサインが現れます。
・変色
・ヒビ割れ
・剥がれや膨れ
なかでも外壁塗装リフォームを早めに検討したほうが良いサインには、外壁に触ると白い粉がつく「チョーキング」現象です。
また、外壁のひび割れ「クラック」の深さ、範囲によっては補修工事を早めに行い、そのうえで外壁塗装を施すことを検討しましょう。
築10年では早い?
築20年を超えてしまうと、塗料の耐用年数を超えてしまうために早めに外壁塗装を行うことをおすすめします。
しかし、築10年を迎える前であれ、外壁塗装やメンテナンスはおすすめです。
これは、外壁の表層塗膜の耐久性を向上させたり、外壁材同士をつなぎ合わせるコーキングの劣化を見逃さずに済むからです。
劣化が進むと防水膜の機能が低下してしまいます。
徐々に水(雨)を吸収するようになり外壁材にまで影響をもたらします。なお、屋根も同じことが言えるでしょう。
長持ちする外壁材について
劣化しづらい長持ちする外壁材についてはサイディングです。しかし、サイディング自体にも耐用年数はありますし、目地のコーキング材の耐用年数ももちろんあります。いずれにせよ、メンテナンスフリーではありません。
おわりに
外壁塗装も費用がかかるため、火災保険、リフォームローン、助成金や補助金を活用することも可能です。
地域密着型の業者に依頼するなど、費用負担を軽くする方法も多くあります。劣化前に比較検討してみてください。
ー劣化原因と対策 定期的な外壁塗装で大切な住宅を守ろうー
2023/11/17外壁塗装をおすすめする理由は、大切な住まいを外的要因から守るためです。
せっかく手にしたマイホームですので、劣化から守るために外壁塗装を検討してみましょう。
外壁塗装の劣化原因は?
外壁塗装の劣化原因はいくつかありますが、主に「紫外線」と「雨」です。
そのため、陽のあたりやすい南面の外壁は劣化が進行しやすい傾向です。
劣化症状について
外壁塗装を検討する目安になる劣化症状については、汚れや変色、ひび割れなどといった状態を初期症状と呼んでいます。
汚れや変色を確認できれば、しっかりとメンテナンスを行う必要があります。
ひび割れからの劣化症状では、外壁全体の劣化も早まりやすい状態ですから、外壁塗装を依頼しましょう。
こうした劣化症状は、早い場合には築3年ほどで現れ始めることがあります。
特に変色は外壁が紫外線にさらされることで、塗膜を守る樹脂が劣化することが原因です。
概ね、10年〜15年を目安に計画しておきましょう。
放置してしまった場合どうなるか
塗料が劣化し、付着力が低下してしまうことが挙げられます。塗料が剥がれてしまい、外壁の保護の役割を充分に果たせていない状態です。最悪の場合、下地材にまでダメージが届いてしまい、そこに雨が浸透。建材が腐食してしまう可能性も生じるでしょう。
おわりに
外壁塗装リフォームについては概ね、10年〜15年を目安に計画しましょう。
20年を超えても放っておいてしまうケースは多いですし、環境条件によって劣化が進行していない住宅も少なからずあります。
しかし、陽のあたる南面と陽のあたらない北面をチェックすると劣化症状が現れているケースは多いです。
まずは、自己判断はせずに専門家に話を聞くことから始めてみてください。
外壁塗装業者にまずは相談!塗料選びについて頼れる存在
2023/10/20外構リフォームを行う際、外壁塗装を依頼することが多いです。塗装業者に相談することに気が引ける方もいるでしょう。しかし、勧誘なし、比較検討OKという業者が大半です。
気になることについて、まずは相談してみることで大切な住宅をしっかり守ることに繋がります。では、どのような相談ができるのかを見ていきましょう。
塗料を塗る効果について
外壁塗装はしなければならないのか?という疑問にも応えてくれます。最近では性能の高い住宅も増えています。そのため断熱塗料による塗装効果について気になる方もいるでしょう。
断熱塗料は、熱を伝えにくくする働きがあります。屋根や外壁で受ける熱が室内に伝わるまでの時間を長くし、室温の急上昇を防いでくれるのが特徴です。また、塗装面の温度を上げさせない反射機能も備わっていることを教えてくれます。
快適な住環境のための色選びについて
夏暑くて冬寒い、というのがこれまでの住宅でした。しかし、断熱塗料により夏涼しく、冬暖かい室内環境を作り出すリフォームも可能です。それを外壁塗装にも応用できます。
例えば、黒色の塗料は太陽光を吸収するため暑くなりやすい性質があります。一方、白や人気色のベージュなどは太陽光を反射するので、高い断熱効果を期待できます。このように適した色選びまで相談に応じてくれます。
断熱塗料のデメリットについて
外壁塗装で気になるのは、塗料の価格が高いことです。リフォーム費用を抑えたい場合には、塗装面積によって塗装費用が高くなることもあり、予算超過することもあるでしょう。
もちろん、断熱塗料の費用相場 や施工費用についても見積もりを出してくれます。足場設置費用や人件費などが含まれることなども含め、予算内での提案なども行います。その際は保証内容についても確認できるので、施工後も安心感は長く続きます。
外張り断熱リフォームをしたい!メリットやデメリットを紹介
2023/09/15外壁塗装の相談のなかには、外張り断熱リフォームについても少なくありません。今回は、外壁塗装業者に相談が増えている「断熱性」についてご紹介していきます。
外張り断熱リフォームは、住宅の寿命に関わる柱・梁などの構造体を覆うように断熱材を施し、そのうえから外壁材を張る施工になります。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい住まい環境を維持できます。しかし、それだけにとどまらず、雨や紫外線などからも守ることができるので住宅の耐久性にもつながります。
しかし、外断熱工法は大掛かりな施工になるので、内断熱と比べて費用は高くなる傾向にあります。その点はデメリットです。しかし、外張り断熱リフォームをはじめ、断熱塗料による外壁塗装でならば、さまざまなメリットが得られるのは確かです。
例えば、結露やカビの抑制です。そのため、劣化防止に繋がり、住宅も長持ちします。
ですが、熱の出入りは外壁だけではありません。屋根、サッシなどからも出入りするので、状況によっては外壁だけリフォームを行っても効果が弱いこともあります。
そこで、断熱塗料を使用する外壁塗装をおすすめします。これならば、屋根、サッシなどにも施工が可能です。
実際に、外張り断熱リフォームを行ったとしても、どれくらい丈夫な外壁材であっても、基本的に定期的な外壁塗装は必要です。だからこそ、保証期間内にしっかりメンテナンスしておきましょう。
専門業者ならリフォームの相談から外壁塗装や外張り断熱工法などの施工、アフターサービスまで一貫して相談にのってくれます。外観にトラブルが現れる前から、一度相談しておくと安心できます。
外壁塗装にコーキング補修は必要?業者と施工方法を相談
2023/08/18外壁材の種類によってはコーキングを使用していますが、悪徳業者によって手抜き工事が行われやすい箇所でもあります。
コーキング材について
サイディングボードやALCパネルのように何枚もの板で張り付けて施工する外壁材の場合、隙間を埋めるためにコーキング材を充填しています。
この隙間を埋めずにそのままにしたり、劣化しているのにそのまま外壁塗装を行うと、雨水侵入により外壁の寿命が極端に短くなってしまいます。
塗装や補修には深刻な事態に陥ってしまわない役割も担っています。美観を損なうだけでなく、劣化が見られたら適切に補修を行うことが大切です。
補修方法について
外壁塗装業者ならコーキング補修を行ってくれます。その場合、「増し打ち」と「打ち替え」の施工方法があるので相談しながら選定します。
なお、コーキングの増し打ちとは、既存のコーキングの上から新しく重ねて充填する方法です。状態にもよりますが、新築からまだ数年であれば多くはこちらの補修工事を提案されます。
業者と相談
外壁塗装のプロだからこそ、どのような施工方法が必要になるかを提案してくれます。例えば、外壁の汚れやコーキングの劣化が気になる相談であっても、住宅環境を考慮します。
紫外線を受けることによって色褪せや藻の発生によって塗膜が劣化しているなら、耐久性が長い塗料を提案します。しかし、コーキング材を増し打ちしているなら次回は打ち替えが必要に。
そのような先々のことを考えて短いスパンでメンテナンスすることが外壁材にとって一番だと判断。耐用年数の短い塗装を提案することもあります。外壁や屋根の塗装だけではなく、コーキングの補修など細かいメンテナンスも行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
外壁材によってはコーキングが必要に!その役割とは?
2023/07/21コーキングの役割は、サイディングやALCを使用した外壁の継ぎ目(目地)を埋めるパテです。壁塗装において欠かせない施工のひとつ。
外壁に生じるひび割れ、外壁材同士の隙間、窓枠の縁などに注入して隙間を埋めることにより雨の侵入を防ぎます。
コーキング材について
外壁塗装の際、業者によって言われるままに外壁塗装のみ施工する場合も。
これは間違いではありません。
しかし、施工不良の危険性もあります。コーキング材を使用している外壁ならば、コーキングの劣化による亀裂や接着面からの剥離によって隙間ができている可能性も。
その上から塗装しても塗料の剥離が早まる可能性もあります。
また、雨水が浸入してしまうことによって構造体が腐食するケースも考えられます。
最終的には大掛かりな補修工事が必要になることも。
弾性のあるコーキングは、外壁材のボードの代わりに膨張・収縮の動きに応えます。
それによって外壁材を長持ちさせることができます。
コーキング費用
外壁塗装におけるコーキング施工、打ち替えの場合には900円~1,200円/m、打ち増しなら500円~900円/mが相場です。
打ち替えの場合には既存のコーキング材を完全に剥がす作業が必要になりますから、手間がかかるだけに費用に差が生じます。
剥がさない打ち増しの場合には既存のコーキング材の劣化が極めて少ない場合に、有効です。築年数によってはメンテナンスコストを考えると、打ち替えをおすすめします。
なお、外壁塗装や屋根塗装とセットで行うことによりさらにコストを抑えることができます。
特に、2階建てや3階建て住宅ならば足場費用も発生します。補修のみならず、外壁や屋根の塗り替えも検討してみることをおすすめします。
必見、外壁塗装の前に!!素材ごとの特徴を知っておこう!!
2023/06/16サイディングを選ぶ際は、デザインだけでなく素材ごとの特徴を知っておくと良いでしょう。
今回は4種類についてご紹介します。
サイディングの種類
サイディングと一口にいっても大まかに4種類に分けることができます。
種類によって外壁塗装での塗料選びが異なります。
また、汚れがつきやすい・つきにくい、色あせしやすい・しにくいなど、機能性もチェックしておきましょう。
窯業系サイディング
セメント質と繊維質で形成された外壁材です。
レンガ調、タイル調、石積み調などデザインの幅が多めです。セメントが含まれているので、地震などの衝撃にも強く、防火性にも優れています。
最近の新築住宅で使用されている割合も多い外壁材です。
金属系サイディング
ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスなどの鋼板で形成された外壁材です。
先に紹介した窯業系サイディングに比べてメンテナンスの手間がかかりません。防水性や耐天候性に優れています。
木質系サイディング
木から作られた外壁材です。木の温もりが感じられ、熱を吸収しにくく、表面温度が上がりにくいので断熱性で選ばれています。
しかし、ほかのサイディングと比べて劣化が早いのが特徴。天然木に塗装して仕上げているので、塗膜が剥がれてしまうと腐敗しやすくなります。
樹脂系サイディング
樹脂の性質により劣化しにくく、塩害、凍結などにも強く、耐天候性に優れている外壁材です。
最も軽さがあり、建物への負担も軽減できます。そのため、寒い地域、海が近い地域で採用される外壁材です。
外壁塗装と一口にいっても、サイディングの素材によってデメリットをカバーできる塗料を用いた塗装が必要になります。
雨漏りするヒビ、シーリングの劣化などがあれば、補修工事も必要になります。
そうなると張替え工法なのか、重ね張り工法なのか、選ぶ必要も出てきます。費用もかかるため、リフォームはなるべく早め早めに行いましょう。
外壁塗装とサイディング工事、同じ外壁工事ではない?!その内容を紹介
2023/05/19「外壁塗装工事請け負います」「サイディング工事請け負います」という広告をご覧になったこともあるでしょう。
外壁材にまつわる工事ですが、違いについて詳しくご紹介します。
外壁塗装とサイディング工事の違い
リフォームとしての施工でもありますが、大きな違いは塗装なのか張替えなのかで、それ以外では「費用」と「補修範囲」です。
外壁塗装はサイディング工事と比べると、塗料の費用も職人の手間賃も安く抑えられます。
ただし、外壁塗装は外壁にヒビや隙間がある場合に補修ができないこともあります。
目安となるのは、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のヘアークラックと呼ばれる小さなヒビまでです。
これ以上の大きいヒビは補修しきれません。
外壁材の劣化が進行しておらず、強度が十分にある判断ができれば、重ね張り工法を選択肢として入れることができます。
雨漏りしていなければ、今の外壁材が防水の役目になり得ます。
防水処理をしないで済む場合もあります。
今の外壁をそのままに新しいサイディングを重ねるため、剥がす工事の手間がかからず、費用も安く抑えられます。
外壁塗装でまかなえるのは小さなヒビまで。
これを覚えておきましょう。
簡単に説明するなら外壁塗装は美観のための施工、サイディング工事は補修や建物そのものを守るための施工です。
外壁塗装でなくサイディング工事を
外壁塗装に比べ、費用は高くなります。ですが、外壁の劣化が激しい場合にはサイディング工事をしたほうが、改善が期待できます。
雨漏りが起きている場合、塗装だけでは改善できません。
どちらの施工が必要かの判断は素人目には簡単にできないので、塗装業者に依頼し、現在の外壁の状況を見極めてもらいましょう。
好みの色で満足 外壁塗装後の色褪せを補修したい!できる?
2023/04/21カラーシミュレーションを行い、自分たちの好みの塗料を用いて仕上げた外壁塗装。
しかし、紫外線の影響や経年変化によって「色褪せ」「変色」を起こしてしまいます。
補修方法という工事はできるのでしょうか?全面塗り直すしか方法がないのでしょうか。今回はこの問題点について説明していきます。
外壁塗装では、塗料の種類や色選びも重要になります。
周囲との調和や個性などによって満足できる仕上がりになったとしても、「色褪せ」を起こしてしまいます。
もしも、全面塗り替えるのなら「色褪せ」「変色」しにくい色の塗料を選ぶようにしましょう。機能性塗料がその一例です。
変色しにくい色といわれているのは【白・黒・青・ベージュ・グレー】などになります。
変色を起こしやすい色といわれているのは【赤・紫・黄色・緑】などになります。
では、「色褪せ」した外壁の補修方法についてご説明しましょう。
主に、紫外線の影響を受けて劣化している状態なので、何もせずに放置するとチョーキング現象やひび割れなどを起こし、最悪「雨漏り」を起こします。
一部のみ色褪せている場合には、一部外壁塗装を行えます。
しかし、境目がわかりやすくなるので、一面塗りを行うことが良いでしょう。
この場合には業者のセンスも必要になるので、実績豊富な業者に依頼をしましょう。
その際、色褪せにくい機能性塗料を用いることにより、次回、外壁塗装まで色褪せにくい状態をキープできます。
塗装後に綺麗な状態を長く保ちたいと思っていても、紫外線によって少しずつ劣化していきます。
いずれは必要になる塗装工事。補修や修理が必要になるまで放置せず、塗装業者に相談するなど、早めの対処が長持ちさせるポイントです。
綺麗な外壁に塗り替え 劣化で起こる問題とは?色褪せ編
2023/03/17外壁塗装を行ったばかりの外壁は、綺麗な状態ですよね。
しかし、その美観が保たれるのは10年〜20年余りです。
綺麗な状態から経年変化をし、塗料の劣化によって「変色」や「色褪せ」が起こってしまいます。
ここでは、どうして外壁塗装をしっかり行ったにも関わらず、変色や色褪せが起こるのか、その原因についてご紹介したいと思います。
お宅の外壁も確認してみて、色褪せているなら外壁塗装を検討してみてください。
外壁塗装後の変色や色褪せは、経年劣化による初期症状です。
だいたい1〜2年で光沢感がなくなります。
紫外線によってどの外壁にも起こること。そのまま放置しておくと、次第に状態が深刻化していくことも考えられるので、塗装業者に相談しておくと安心できるでしょう。
経年劣化
先に述べたように、長時間紫外線に当たる箇所では色褪せに繋がります。
施工不良
こちらは極めてマレですが、外壁塗装をして数年もしないうちに変色している場合、業者による施工不良が考えられます。
再度塗り直しを依頼しましょう。
コケや藻、カビ
外壁にコケや藻、カビがあると一部分だけが緑色に。
こちらは紫外線が当たる部分に色褪せが見られるように、当たらない部分には変色が見られるように。
日陰、湿気が多い立地では注意しましょう。
サビ
雨水などによって外壁にサビができることもありますが、この場合には、窓のサッシなどの金属部にサビができているというパターンが考えられます。
すると、雨水と一緒にサビが流れてしまい、サイディングにサビ色をつけることがあります。
ブリード現象
ブリード現象とは、使用しているコーキング剤が経年劣化によりはみ出てしまい、そこに汚れが付着して変色してしまう現象です。この場合にはコーキングの打ち直しを必要にします。
外壁の色褪せは紫外線による影響が大きいものの、コケやサビが付着すると劣化の速度を早めてしまいます。
屋根塗装も同じく、劣化してしまうと最悪「雨漏り」が発生してしまうことがあります。